鍋が美味しい季節です!
こんにちは。
篠原継之助です。
久しぶりの投稿になります!
もうすぐ12月です。
風が冷たく、冷え込む日が増えてきましたね。
1年が経つのもあっという間に感じます。
寒くなると温かい鍋料理が恋しくなりませんか。
鍋料理といえば、寄せ鍋、ちゃんこ鍋、もつ鍋などなど。
みなさんも一度は食べたことがあると思いますが、「鍋料理」の始まりをご存知でしょうか。
鍋料理の始まり
実は鍋料理の歴史は古く、土器が発明された縄文時代まで遡ります。
土器をつくるようになった人類は、火にかけて煮炊きをする習慣があったそうです。
先人の知恵で、硬い食材を刻んで火を通すことで食べやすく、さらに消化しやすい状態にすることで栄養を摂取していたようです。
このころはまだ、調理後にひとりひとりに取り分けており、今のような食卓で1つの鍋を囲んで食べるスタイルではなかったようです。
今の鍋のスタイルになったのは、江戸時代から明治時代に「卓袱」という料理が登場してからです。
「卓袱料理」とは、長崎の郷土料理で、大きな器に料理を盛り付け、食卓の中央に置き、とりやすくした料理です。
それが発展し、今の鍋料理の元になったそうです。
中国から日本に伝わり、日本独自の文化として今に至ります。
ご当地鍋料理
今では鍋料理はポピュラーな料理となり、全国各地に「ご当地鍋料理」が存在します。
北海道の石狩鍋。秋田のきりたんぽ鍋、福岡県の水炊きといった一度は聞いたことがある鍋はもちろんのこと、調べてみると気になるご当地鍋もたくさんありました。
・青森県:たらのたず鍋(白子)
・岩手県:せんべい鍋
・山形県:芋煮鍋
・宮城県:せり鍋
・群馬県:おっきりこみ鍋(幅広麺と野菜)
・石川県:治部鍋(鴨鍋)
・和歌山県:クエ鍋
・広島県:美酒鍋(日本酒に塩コショウ)
など、初めて聞く鍋も多く、食べてみたいと思いました。
何気なく食べている食事もこうした歴史を知ると、興味深いです。
それではまた。
篠原継之助