クリスマスに七面鳥やチキンを食べる理由は?
こんにちは。
篠原継之助です。
夜は冷え込みますが、外を歩いていると、
クリスマスソングやイルミネーションなど活気がありますね。
12月のイベントといえば、クリスマスです!
みなさんはどのように過ごされますか?
家族や恋人、友人、中にはお仕事という方もいるかと思います。
クリスマス料理でよく目にするのが今回のテーマでもある
【七面鳥】と【チキン】です!
そもそも何故クリスマスに七面鳥やチキンを食べる習慣ができたのかご存知ですか?
ご家庭やテレビのCMなどから、なんとなく七面鳥やチキンは
クリスマスディナーの定番と考えている方もいるかと思います。
知っていそうで実は知らないルーツをご紹介します。
クリスマスディナーに七面鳥のルーツ
まず、クリスマスのご馳走といえば、
【七面鳥(ターキー)】や【チキン】
を思い浮かべる方もいると思います。
このルーツを辿っていくと、
イエスキリストが…と、宗教ではないんです。
昔、イギリスのクリスマスディナーのメインディッシュは、
七面鳥ではなく【ガチョウ】だったそうです。
17世紀にアメリカ大陸に渡ったヨーロッパの移住民が
食べるものがなく、飢え死にしそうなところを、
先住民であるインディアンが七面鳥を分け与えたそうです。
そのおかげで、移住民は飢えをしのぎ、
それがヨーロッパや世界に広がっていったのです。
クリスマスディナーに【七面鳥】を食べる理由は、
心温まるエピソードからだったということです。
クリスマスディナーにチキンはなぜ?
さて、クリスマスディナーに【チキン】が食べられるようになったルーツはなんでしょうか?
明治以降に、日本でもクリスマスの文化が広まり、
クリスマスディナーを食べるようになりました。
しかし、七面鳥は日本の一般家庭で手に入れることが難しく、
代用として手に入れやすいチキンが食べられるようになりました。
また、クリスマスディナーにチキンといえば、
ローストチキンとフライドチキンではないでしょうか。
フライドチキンは、ケンタッキーが世間に
「クリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べよう」
と、広めたことが、今では一般的になったそうです。
クリスマスディナーに【七面鳥】や【チキン】が当たり前になるまでの背景を知ると、
人種を超えた人の思いやりや食べ物があることありがたさを感じ、
また、クリスマスにフライドチキンを食べることを広めようと、
売り上げを上げるための企業努力があったことを感じます。
では、また。
篠原継之助